今回の旅はさまざまなトラブルに見舞われました。。(ー ー;)
ただ、後でふりかえってみると、トラブル=嫌なことばかりじゃなくて、
いい出会いがあったり、感謝したり、よくしてもらったり と
さまざまな体験ができたのです~(^^)
●トラブルその1 日本出発便のディレイ 仁川空港での大韓航空の対応●
今回は地方空港発着ソウル乗継バリ往復の大韓航空チケットを利用しました
でも、ソウル行きの飛行機が雷の影響のため、2時間のディレイ

ソウルでの乗継時間は1時間50分のチケットなのに、2時間遅れの出発。。。
当初は完全に間に合わないでしょう・・・と思いました(-_-;)
この飛行機は3列3列の配列で、
Yuuとわたしは通路側から2席座席指定していました
窓際の席に相席になった方は60台くらいの男性
ソウルまでの旅行らしく、旅なれた方で、さくさくと入国書類を書いたり、
韓国語でCAの方に質問したりされていました
2時間のディレイとはいっても、
いきなり2時間遅れますっていうアナウンスではなく、
20分刻みくらいに遅れますということを繰り返し・・・
1時間機内待機したところで、さらに20分遅れますと案内があったので、
さすがにまずいと思い、パーサーさんにバリへの乗継チケットをみせて
「間に合いますか?」とたずねました
ちなみにこのパーサーさん、背が高くてすっきりとしたお顔立ちの男性
時計とチケットを見ながら、
「なんともいえないです 出発してから機内に仁川からの連絡が入ります
それまではどうにもならないです 乗り継ぎについては、後で説明しますからね」
と親身に話してくださいました
自分を落ち着かせるために、小声で
「なるようにしかならないもんね もし間に合わなかったら、
ソウルに1泊しよう ソウルに着いたらホテルと空港送迎の会社に電話しよう」
とぶつぶつつぶやくわたし(^^;)
すると、隣の窓際の席の男性が、
「どこまで行くの?ソウルの出発時間は何時?」と
声をかけてくれました
「バリまでです ソウル出発は19時5分 間に合わないですよね、、」と
答えると、その男性は時計をみて
「同じ大韓航空便でしょ?乗継チケットだよね
大丈夫、きっと待ってくれるよ 航空会社だって乗継できないのを補償するより、
乗せてしまいたいんだから 大船に乗ったつもりでいるといいよ」
とにっこりと励ましてくれました
「そう思います?そうですよね、きっと大丈夫ですよね♪」
とても気が楽になって、その後、この方とおしゃべりして過ごしました^^
そしたら、びっくり!!
なんと住んでいるところがすごく近くて、
わたしの職場の近所にお住まいの方でした!!
こういうこともあるんだなーと心が和みました☆
お名前ききそびれちゃったけど、この方のおかげで、
不安をあまり感じることなく2時間のディレイを待つことができました♪
さて、2時間遅れで日本出発便は飛び立ちました
出発してすぐの機長のアナウンス
韓国語、英語、日本語と続きます
韓国語は全然わからないので、英語のアナウンスを待っていると、、
隣の席の方が、韓国語と英語が終わったところで
「2時間で着くって言ってるね 19時の飛行機にきっと間に合うよ」
と教えてくれました
「2時間40分の飛行予定時間が2時間?!
そういうことが出来るんですね! よかった~」
2時間で飛んだとして、ソウル到着は18時45分ごろ
19時5分出発のバリ便にはぎりぎり間に合いそうな気がしました
日本を出発してから1時間ほどして、
パーサーさんが席のところに乗り継ぎの説明にきてくれました
「お客様、バリへの乗り継ぎ便には乗れます 搭乗を待ってもらえます
ただ、預け荷物については間に合わないと思います
この飛行機を降りますと、スタッフが搭乗口で待機しています
そのスタッフに荷物のことは再確認してください
早く降りられるようソウルに到着間際に前方の席に移ってもらいます」
最初日本語で話してくれて、難しい言い回しになると
苦笑いしながら、「日本語難しい、、えーと、、」
と言いながら丁寧に説明してくれました
途中日本語での会話が難しくなったので、英語でやり取りしました
そして、ソウル到着20分前
パーサーさんがビジネスシートに案内してくれました
隣の席の方に事情を伝えて、バイバイとお別れしました
「間に合ってよかったですね」と笑顔で言ってくださいました
親切な方が隣になってほんとうに良かったです(^^)
こんなことでもないと座ることなどないビジネスシート
20分だけその座り心地にはしゃぐYuu
バリへの乗継便には、わたしたちの他にもう1人
バリに住んでいる現地の若い女性も一緒でした
日本語が上手な方で、
「間に合いそうで、良かったですね」とお互いホッとして声をかけあいました
そして、仁川空港到着18時45分
3人で飛行機を降りると、搭乗口で大韓航空の若い女性スタッフさんが
名前入りのプレートを持って待っていました
名前を確認されて、いざ乗継便の搭乗口までレッツゴー

わたしたち走る!!
スタッフのお姉さんは速歩き!?
なぜ!?
走ってないのに、なぜそんなに速いの!?
そして、仁川空港、広すぎ!!!
乗り継ぎの搭乗口まで1kくらいあるのではと思った(汗
もはやちょっとしたマラソン状態でした(u_u;)
走りながら(スタッフさんは速歩き)、
預け荷物の取り扱いについて説明を受けます
そのスタッフさん、わたしは英語ができないと思ったのか、
バリのお姉さんに
「英語できますか?日本の方に説明を伝えてもらっていいですか」と。。(^^;)
(でも、バリのお姉さんが日本語話せるかは確認してなかったような。。
日本出発便に乗ってたから、日本語話せると思ったんでしょうか?)
でも、話し声が聞き取れたので、耳をダンボにして聞きました(^^)v
(英語のヒアリングは比較的できるのである♪)
「預け荷物については、搭乗便に間に合わないので、
次のバリ便で運ぶことになる
明日空港のバゲージクレームで確認して」
そういう内容でした
でも一応バリのお姉さんに日本語で確認
「明日、もう一度バリの空港に荷物受け取りに行くの?自分で?」
「そうみたいね 明日荷物を受け取りに空港に行ってくださいって」
もう一度空港に行くのか~。。
宅配とかでホテルに届けてくれないんだろうか。。
そうは思いましたが、
そのときは自分が搭乗することで精一杯なので、
何も言わず走り続けました^^;
スタッフのお姉さんは通りすがりの他のスタッフと笑顔であいさつとかしながら
すたすたと歩く歩く そしてとにかく速い!!
走っているのに引き離されがちになるわたしたち3人
Yuuとわたしは手荷物はひとつずつリュックを背負っているだけだし、
歩きやすいクロックスのサンダル履きだったので、
(後でこの格好のために大変なことになるのですが・・・)
なんとかスタッフさんについて走れましたが、
バリのお姉さんは小さめのスーツケースとハイヒール履き
どんどん遅れてしまいます
他の旅行者にまぎれて、スタッフのお姉さんを見失いそうになるため、
スタッフのお姉さんとバリのお姉さんの中間地点をYuuとわたしが走って、
バリのお姉さんに手を振って合図しながら協力して走りました(滝汗
(大げさな描写じゃなくて、これは実話です)
ゼーハーと汗だくになりながら、
乗り継ぎのセキュリティチェックポイントに到着
スタッフのお姉さん
「急がせてすみません」とすごく涼しい穏やかな表情(^^;)
汗ひとつかいていません!!
すごいー、すごすぎるー!
と妙なことに感動しつつ、3人でセキュリティポイントを通過
そして、また走る(笑
走りながらふと考えました
荷物は、明日もう一度空港に行って受け取れっていうけど、
そもそもソウル-バリ便て、夜出発便が1日に1便だよね?
ってことは、明日の日中に空港に行っても、まだ荷物届いてないよね?
これは、搭乗するまえにもう一度このスタッフさんに確認しないと・・・
走ったりセキュリティチェックを受けること15分くらい
19時すぎにバリ行きの搭乗口に到着しました~

間に合った。。
搭乗口のところでいったん止まり、
スタッフのお姉さんに
「次のバリ便で荷物は届くから明日もう一度空港に行ってということだけど、
明日のバリ便は夜ですか?
明日の何時に空港行けば確実に荷物受け取れるの?
日中に行ってもまだ荷物届いていないのでは?」
スタッフのお姉さんは、
「ちょっと待ってバリ便を調べるから」と
スマートフォンでフライトスケジュールを確認してくれました
「明日行ってもまだ荷物が届いてないと思います
明後日空港に行って、大韓航空のスタッフに声をかけてください」
了解して、19時5分ごろ機内へと搭乗しました(^^;)
はぁ~。。
とにかく(人は)間に合った。。
座席について、汗だくだけど、ホッとしました
ただ治りかけていた喘息の咳がちょっと酷くなりました。。(-_-;)
ご飯も食べて落ち着いてから、
出入国カードと税関申告書を書いているとき、
またふと考えました
税関申告書には手荷物の数を書くけど、
スーツケース届いてないだろうから
実際はほぼ手ぶらで税関を通らなければなりません。。
(リュックサックは個数に入れてません)
なんかトラブルそうな気がする・・
観光で1週間いるのに、背負っているリュックサックだけって、変でしょ(汗
なんでスーツケース持っていないのか説明しなきゃないかも(-_-;)
バリの税関でひっかかることを覚悟しました(汗
そして、バリには定刻に到着

着いた。。とにかく着いた。。(n_n;)
VISAを買って、入国審査もさくさくと受けて、荷物が出てくるターンテーブルへ・・
荷物は間に合わないって言われたけど、
わたしたちよりも後に搭乗した人も数人いて、
ソウル出発は19時20分くらいだったので、
もしかしたら、荷物間に合ってるかも??
間に合ってたら、最後の方に入れられてるハズだから最初に出てくると思う
最初の1廻くらいはスーツケース出てくるか確かめてもいいかも・・・
!!!
あったーー



わたしのスーツケース、廻ってる--!!
大韓航空&仁川空港、ブラボー



すごくすごく感動してうれしかったです(笑
ターンテーブルで荷物をみつけて、こんなにうれしかったの初めて(^^)♪
ニッコニッコで税関をするすると通ることができました

今回、トラブルに巻き込まれた(?)スーツケース
もう20年使っているので、ぼろぼろです。。(u_u;)
帰ってきてから確認したら、横のところにヒビが入っていました
ダイヤル式の鍵のところも開けづらくなり、さすがに寿命かも・・
この旅行を最後に買い替えようかな^^;
でも、何度も何度も一緒に旅した思い出のスーツケースです
最後のお役目は大変だったと思うけど、
一度もロストバゲージしたことのない優秀な(?)スーツケースなのです
※海外での乗継便はお値段がお安いけど、乗り継ぎのリスクは常に考えよう
(1時間50分乗継時間あるチケットだったのであまり深く考えてなかった
3時間くらいあったほうが安全かもしれません^^;)
※海外での乗継地は慣れている空港にしよう
(これはソウルでほんと良かった^^
万が一乗継地で1泊しなければならなかったとき、
慣れているところが安心です
今後もソウルかシンガポールでなるべく乗り継ぐようにしようと思いました)
※乗継保証のある航空会社を利用しよう
(LCC利用だったり、乗継便を別に手配していたら、多分アウトだったと思う・・
仁川空港乗り継ぎの大韓航空のチケットだったため(正規割引航空券)、
乗継便の搭乗を待ってもらえたり、荷物を迅速に運んでくれたりしたのだと思う)
※1泊くらいは過ごせる最小限の荷物は機内持ち込みしよう
(貴重品はもちろんですが、
基本的に1泊できる用意を持ち歩いたほうが精神衛生上安心だと思いました
今回は貴重品しか持っていなくて、もし荷物が遅延していたら
着替えとか買わないといけなかったので、失敗したな~と反省しました)
※落ち着いてクルー&スタッフの指示に従おう
(ディレイによるトラブルは正直焦ります。。(-_-;)
でもあせってもいいこと無さそうだなーと思いました
今回は親切なひとたちに恵まれ、比較的落ち着いて行動できました♪)
さて、今回のバリ旅のトラブル編はまだまだまだ(?)続きます~(n_n;)
次回は、ペニダビュービーチホテル お部屋変更交渉編 です♪